旦那の浮気相手と示談で話がまとまらずに裁判へ発展

さまよう浮気話!

旦那の浮気相手と示談で話がまとまらずに裁判へ発展

旦那が浮気について、自分で謝罪をしてきたことがありました。私は、少し疑ってはいたものの、確信はありませんでした。

それなのに、わざわざ私に浮気したことを言ってくることに違和感を覚え、詳しく聞いてみたところ、浮気相手の女性が私達の自宅に乗り込もうとしているから気を付けて欲しいとのことだっのです。

私は、浮気の事実も飲み込めないまま、経緯を説明され、気持ちが爆発しそうになっていました。そして、それが浮気相手との戦いの始まりでもありました。

浮気相手の素性や性格について

旦那曰く、浮気相手はかなり積極的な人で、妻子がいると何度も断ったのに、誘ってきたそうです。同僚とのことだったのですが、会社の飲み会でたくさんお酒を飲まされ、酔っ払って理性を失っている時に、そのような関係になったとのことでした。

自分の容姿や仕事の能力にも自信があり、常に自分が一番でなければ気が済まないような人なのだそうです。だから、二番手にしかなれない不倫には向いていないような気がするとも言っていました。私に直談判しようとしているのも、自分が一番なのだと見せつけたいのだと、旦那は言っていました。

私には、男女の関係になった経緯も全て言い訳にしか聞こえませんでしたが、全ては事実なのだと受け入れることにしました。

浮気相手の女性が行動を起こす前に

私の旦那が妻子がいると何度も断っていたのに、執拗に誘ってきたことに対して、私は怒りを覚えました。そこで、相手が思い止まっていれば、きっと不倫には発展しなかったと思います。私の精神的苦痛を思い知らせてやりたいと思いました。

だから、私は不倫裁判を行なう決意をしました。相手の女性は、立派な加害者です。それを分からせてやりたいと思いました。そして、慰謝料も請求しなければ、気が済みませんでした。

不倫の証拠は、旦那に写真やメールを提出させるようにしました。

したたか過ぎる旦那の浮気相手

旦那の浮気相手は、宣言通り、我が家に乗り込んできました。居心地の悪い家から、旦那を出せと要求してきたのです。

私は、名乗りもせずにいきなり不躾なことを言われて、怒りを覚えました。人の家庭を壊しておいて、更に失礼なことまで言ってきて、どういう神経をしているのかと責めました。

浮気相手は、反省するどころか、妙に自信満々で、私の知らない旦那を知っているかのようなそぶりを見せてきました。人助けをしてあげたとまで言われたのです。

私は、旦那とは早急に別れて、慰謝料を支払うように言い渡しました。何も悪いことをしていないのだから、払えないと言われ、どこまでも失礼な態度に、呆れて言葉を失いました。

時間と労力とお金のかかった裁判

弁護士に正式に依頼をして、裁判を起こしました。判決が出るまでに、半年近くかかりました。時間も労力もお金も莫大でしたが、私は裁判を起こして良かったと思っています。

浮気相手は、終始反省の様子もなく、最後の最後まで謝罪の言葉もありませんでした。しかし、私が当初から希望していた慰謝料300万円という要求が、法的に認められたので、少しは気が晴れました。もはや、お金ではなく、自分のプライドを守るための裁判だったようにも思います。

当初は、示談で話がまとまれば、費用も安く済むと弁護士にも言われていました。もちろん、私も無駄なお金は使いたくなかったので、裁判ではなくても良かったのです。しかし、浮気相手の女性は、300万円という慰謝料に対して、1円も支払いたくないと言ってきており、こちらの申し出も最終的には無視したりしていたこともあって、戦うためには裁判を起こすしかなくなってしまったのです。

私も、ことを荒立てることはなるべくなら避けたかったです。でも、そこで引き下がってしまったら、きっと一生後悔すると思いました。だから、悩みに悩んだ末に、裁判を起こすことを決断して良かったと思っています。被害者なのですから、堂々としていれば良いのだと、自分に言い聞かせました。